Nintendo Switch2で新たに導入された「バーチャルゲームカード」は、ダウンロードソフトの管理や活用方法を大きく変える革新的な機能です。本記事では、その仕組みや使い方、注意点、活用例まで詳しく解説します。
スイッチ2のバーチャルゲームカードとは?
バーチャルゲームカードは、ダウンロードソフトを「仮想のゲームカード」として管理できる新機能です。従来のダウンロードソフトは本体に紐づいていましたが、バーチャルゲームカードでは物理カードのように「セット」「取り外し」ができ、複数の本体間で柔軟にソフトを移動・貸し出しできます。
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主な特徴とできること
- ダウンロードソフトをカード感覚で管理
- HOMEメニューの「バーチャルゲームカード」から、購入済みソフトや追加コンテンツが一覧表示されます。
- まるでパッケージソフトのように「セット」「取り外し」が可能です。
- 複数本体での利用が簡単に
- 1つのニンテンドーアカウントで2台までの本体にバーチャルゲームカードをセットできます。
- 本体間の移動は管理画面からワンタッチ。初回のみローカル通信でペアリングが必要です。
- ファミリーグループでの貸し借り
- ファミリーグループ(最大8アカウント)内で、ダウンロードソフトの貸し借りが可能。
- 貸出期間は最大14日間。期限が過ぎると自動返却されます。
- 貸出中もセーブデータは保持されるので、再度借りたり購入すれば続きから遊べます。
- ユーザー全員で遊べる
- 本体にセットされたバーチャルゲームカードは、その本体のすべてのユーザーが利用できます。
- オフラインでもプレイ可能
- セット作業時のみインターネット接続が必要ですが、セット後はオフラインでも遊べます。
使い方ガイド
1. ソフトの購入とセット
- Nintendo eShopでソフトを購入すると、「バーチャルゲームカードが追加されました!」と表示され、自動でHOMEメニューに追加されます。
2. セット・取り外し
- HOMEメニューの「バーチャルゲームカード」アイコンから管理画面を開き、ソフトを選んで「この本体にセットする」を選択。
- 取り外しも同様の手順で可能です。
3. 複数本体での利用
- 管理画面でバーチャルゲームカードを取り外し、別の本体で同じアカウントにログイン後、「セット」を選択。
4. ファミリーへの貸し出し
- 貸したい本体と受け取る本体をローカル通信で接続し、管理画面から「ファミリーに貸し出す」を選択。
注意点・制限事項
- 1つのアカウントで同時に利用できる本体は2台まで。
- 同じソフトを複数台に同時セットはできません。
- 一部の体験版やNintendo Switch Online専用ソフトは非対応。
- 本体の更新が必要です(Switch2は標準搭載、Switchはアップデートが必要)。
バーチャルゲームカードのメリットまとめ
- パッケージソフトのような「貸し借り」や「持ち運び」がダウンロードソフトでも可能に
- 複数台持ちユーザーやファミリーでの使い勝手が大幅向上
- セーブデータや追加コンテンツも一元管理できる
まとめ
Nintendo Switch2のバーチャルゲームカードは、ダウンロードソフトの利便性とパッケージソフトの自由度を融合した画期的な仕組みです。家族や友人とソフトをシェアしたい方、複数台で遊びたい方には特におすすめ。今後のアップデートや対応ソフトの拡充にも期待が高まります。
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