今年から息子が大学に通い始めました。 新生活の準備でバタバタする中、ふと自分の年金のことを調べていたら……思い出してしまったんです。 「年金の支払いって、20歳からじゃなかったっけ?」 息子はまだ大学生。収入もないのにどうすればいいのか? 入学したての今、何か手続きが必要なのか? 疑問が次々と湧いてきました。 今回は、そんな「大学生の年金問題」について、新入生の親が今知っておくべきこと、そして20歳になった時に慌てないための準備をまとめました。
国民年金保険料は何歳から納付するの?(支払うの?)
国民年金保険料の納付が始まるタイミングっていつから? 対象: 日本国内に住んでいるすべての20歳以上60歳未満の人。 開始月: 誕生日の前日が含まれる月から。
- 例:4月1日生まれなら、3月分から納付開始。
- 例:4月2日生まれなら、4月分から納付開始。
うちの息子の場合は12月30日生まれなので、12月分から納付開始となります。
年度別保険料(月額)
- 2024年度(令和6年度)16,980円
- 2025年度(令和7年度)17,510円
- 2026年度(令和8年度)17,920円
学生で授業料の他に17,920円も払うってきつ過ぎる!
参考: 👉 日本年金機構「国民年金保険料額のご案内」(最新額はここで確認を!)
大学生の国民年金保険料はどうやって払うの?
① 学生納付特例制度を利用する(猶予) ← 基本はコレ
- 支出: 0円(在学中)
- 内容: 支払いを将来に先送りします。
- 注意: 10年以内に「追納(後払い)」しないと、将来もらえる年金が減ります。
② 親が代わりに支払う(納付) ← ちょっと厳しいです!
- 支出: 月額 17,920円
- メリット: 親の所得税・住民税が安くなります(社会保険料控除)。
- 節税効果: 年間で約21.5万円の支払いに対し、所得税率20%の人なら住民税と合わせて数万円単位で税金が戻るため、家計全体で見るとお得な場合があります。
③ 本人がアルバイト代などで支払う ← 正直、現実的ではない
- 支出: 月額 17,920円
- 内容: 本人の社会保険料控除になりますが、学生で所得が低ければ節税メリットはほぼありません。
学生納付特例制度(がくせいのうふとくりせいど)とは?
学生納付特例制度とは、収入が少ない学生の間、国民年金保険料の支払いを将来へ先送り(猶予)できる制度のことです。 2026年度の保険料は月額 17,920円。年間で約21.5万円にもなるため、学業に専念する学生にとっては大きな負担です。この制度を利用することで、在学中の家計を守ることができます。
🟡 注意点:これは「免除」ではなく「猶予」です。 保険料がタダになるわけではなく、あくまで「待ってもらう」だけという点に注意が必要です。
- 猶予期間中:納めなくても「未納」扱いにはならず、受給資格期間(年金をもらうための10年)に含まれます。
- 将来の年金額:猶予された分は、満額に反映されません。後から「追納」して初めて反映されます。
参考: 👉 日本年金機構「学生納付特例制度」(詳細・所得基準もここで最新確認)
対象となる人
- 日本国内に住む20歳以上の学生
- 本人の前年所得が一定以下(目安:128万円 + 扶養親族等の数 × 38万円) ※家族(親)の所得は関係なし。「本人の所得」で判定します。
メリットとリスク
| メリット | リスク・注意点 |
|---|---|
| 未納にならず、障害基礎年金の受け取り権利が守られる | 追納しないと老齢基礎年金が減る |
| 在学中の家計負担がゼロ | 10年以内に追納しないと納められなくなる |
いつ・どうやって申請する?
- 時期: 20歳の誕生日の前日以降
- 方法: マイナポータルから電子申請が最もスムーズ(郵送・窓口も可)
- 期間: 4月〜翌年3月までが1サイクル。翌年度も学生なら再申請が必要です。
参考: 👉 マイナポータル「学生納付特例制度の電子申請」(申請はここから簡単に!)
学生納付特例制度を申請しないとどうなるの?
もし申請もせず、保険料も払わない「未納」のままにしておくと、以下のような深刻なリスクがあります。
- 障害年金を受け取れない(在学中に事故・病気でも対象外)
- 将来の老齢年金が減る(未納期間は全く反映されない)
- 受給資格期間にカウントされない(10年未満だと年金ゼロ)
- 財産差し押さえの可能性(最終的に督促・特別催告状が届く)
📌 結論:とにかく「学生納付特例」は必ず申請! お金を払う・払わない以前に、申請の有無で結果が大きく違います。
- 支払う余裕がある場合 → 親が払って節税メリットを得る
- 余裕がない場合 → 必ず「学生納付特例」を申請して権利だけは守る
参考元(一次情報リンク)
- 日本年金機構「国民年金保険料額一覧」 https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/hokenryo.html
- 日本年金機構「学生納付特例制度について」 https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150514.html
- マイナポータル「学生納付特例制度の電子申請」 https://myna.go.jp/

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