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気を付けろ!奨学金の利息は安くない!

「2026年3月時点の奨学金利率上昇のリスクを解説する、驚いた表情の虎のキャラクターのイラスト」 お金

※2026/3時点の記事です。

奨学金の利率が「卒業時」に決まるって知ってた?

「奨学金は低金利だから安心」「銀行ローンより全然マシ」——そう思っていませんか?

たしかに日本学生支援機構(JASSO)の有利子奨学金(第二種)は、消費者金融やカードローンと比べれば金利はかなり低く設定されています。消費者金融が年15〜20%なのに対して、奨学金はだいたい年1%前後、上限でも年3%程度です。

ところが、「低金利だから余裕でしょ」と油断していると、卒業後20年近く払い続ける中で、想像以上の利息を払うことになります。

2020年から2026年までの利率はこちら

JASSO公式サイトの『第二種奨学金の貸与利率』ページの情報から

2020年のほぼ0%から、わずか数年でここまで景色が変わってしまいました・・・

JASSO公式サイトの『第二種奨学金の貸与利率』ページはコチラhttps://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/taiyo/taiyo_2shu/riritsu/index.html

ちょうど息子が大学生に!奨学金を考えていたところ・・・

今年からうちの息子くんが大学に通うことになりました。

初年度の入学金と授業料は学資保険で貯めていたのですが2年~4年の間の授業料はカミさんが働いて貯めたお金から捻出予定でした。

しかし、責任もって勉強して社会人になるために奨学金借りて本人にもリスクを背負わせた方がいいかななど色々考えていました。どうせ利率なんてあってないようなもんだし・・・

両学長 リベラルアーツ大学のYouTubeチャンネルで・・・

LIVE配信で奨学金の利率があがるよ~しかもこれから借りる時ではなく借り終わるときの利率が適用されるよ~と

へ~っと思って調べてみると・・・

うそん!めっちゃ上がってるやん!0.1%ぐらいだと思っていたら

変動約1%固定2.5%!やばっ!!MAX3%ってなってるけど4年後はなっていてもおかしくない!

FP(ファイナンシャルプランナー)2級のパパ友に・・・

久々のパパ友飲み会に・・・子供の話とお金の話、いつもだいたいそんな話題で(笑)

で、大学の入学金高いね~

奨学金借りてその分を投資に回さないと!!

たぶん今利率が上がっていることを知らないんじゃ・・・ 

利率上がってるよ~とは伝えといたのですが、あまり響いてなかったみたい(笑)

4年後前に投資したものが上がっているとも限らず、しかし奨学金の利率は不透明で上がっている可能性の方が高い。

子供に負債を負わせるわけにもいかないので奨学金は見送りで。

奨学金といえどただの借金です。

社会に出た後20年も返済し続けるとか大学に行った意味がよくわからなくなっちゃいますね

「入学時の金利」はほぼ意味がない

意外と知られていませんが、JASSOの第二種奨学金の利率は「入学時」ではなく「貸与終了時=卒業時」に決まります。

  • 入学時に表示されている金利は、あくまで「参考値」にすぎない。
  • 在学中は利率が変動し続け、最後の月(卒業時など)の利率で確定する。
  • 利率固定方式でも見直し方式でも、「基準になるのは卒業時点の金利」。

つまり、入学時点で「金利0.1%だから安心」と思って借り始めても、4年後に金利が1〜2%台に上がっていれば、その高い金利が卒業後ずっと適用されます。


奨学金の利息は本当に「安い」のか?

奨学金の金利自体は、金融機関のローンと比べると低いのは事実です。

たとえば、

  • 消費者金融:年15〜20%前後が一般的。
  • 奨学金(第二種):ここ数年は1%未満〜1%台程度だが、上限は年3%。

しかし、「利率が低い=負担が軽い」とは限りません。

理由はシンプルで、

  • そもそもの借入額が大きい(数百万円〜500万円以上になりやすい)。
  • 返済期間が長い(15〜20年が標準)。

という条件がそろうと、利率が1〜2%でも、利息はじわじわ膨らみます。


具体例:利率が1〜3%になると利息はいくら?

例として、月5万円を4年間借りて、総額240万円を15年返済するケースを見てみます。

  • 年利0.5%:返還総額約249万7千円(利息約9万7千円)
  • 年利1%:返還総額約259万7千円(利息約19万7千円)
  • 年利2%:返還総額約280万3千円(利息約40万3千円)
  • 年利3%:返還総額約301万8千円(利息約61万8千円)

同じ240万円でも、金利が上がるだけで利息が数十万円単位で増えることが分かります。

さらに月12万円を4年間借りて総額576万円、20年返済にすると、年利が上がるほど利息額は100万円以上単位でふくらみます。


問題は「利率」よりも「生活への負担」

「利率が低いのに返せない人が多い」のは、金利というより、卒業直後から数万円単位の返済が生活を圧迫するからです。

  • 返済は、卒業の約7か月後からスタート(例:3月卒業なら10月頃から)。
  • 返済期間は15〜20年と長く、社会人スタートからずっと続く。
  • 手取りが少ない若手の時期に、毎月1〜3万円を長期固定で持っていかれる。

給料がそれほど高くない中で、家賃・食費・社会保険料に加えて奨学金の返済が重なるため、「利率は低いはずなのに、全然楽じゃない」と感じる人が多くなります。


「卒業時の金利」が上がるリスク

ここ数年、JASSOの有利子奨学金の貸与利率はじわじわと上昇しており、「今後さらに金利が上がるかもしれない」という不安も広がっています。

  • 卒業時点での市場金利が高ければ、奨学金の利率も高くなる。
  • 利率固定方式を選んだ場合、その卒業時の利率が完済まで続く。
  • 利率見直し方式でも、5年ごとに見直しが入り、上限は年3%まで。

「今は歴史的低金利だから大丈夫」と思い込んだまま子どもに第二種奨学金をフルで借りさせると、卒業時点の金利次第では将来の返済負担がかなり重くなる可能性があります。


奨学金を借りる前に考えたいこと

奨学金は人生を変える「チャンスのお金」である一方で、卒業後長く続く「大きな借金」でもあります。

借りる前に、次のポイントは必ず家族で話し合っておきましょう。

  • 本当に必要な金額だけ借りる(生活費分はできるだけ節約・アルバイト・給付型奨学金でカバー)。
  • 無利子の第一種奨学金や給付型奨学金、学校独自の奨学金を最優先で検討する。
  • 第二種(有利子)を使うなら、「利率が卒業時に決まる」「上限3%」というルールを理解したうえで利用する。
  • 親も「自分が連帯保証人になる借金」という意識を持ち、返済計画まで考えておく。

まとめ:奨学金は「安い借金」ではなく「長い借金」

奨学金は、たしかに銀行や消費者金融と比べれば利率は低いです。
ですが、

  • 卒業時の金利で利率が決まる
  • 借入額が数百万円と大きい
  • 返済期間が15〜20年と長い

という条件が重なると、「利息は安いはずなのに、生活は全然楽じゃない」という現実に直面します。

「今は低金利だから安心」ではなく、「卒業時の金利がどうなっても耐えられる金額だけ借りる」。
その視点を持つことが、これから奨学金を検討する家庭にとって、いちばんのリスク対策になります。

皆さんのご家庭では、4年後の金利リスクをどう考えますか?この記事が、家族で将来のお金を話し合うきっかけになれば嬉しいです。

情報源の確認と注意事項

  • 本記事の情報は2026年3月時点のものです。 日本学生支援機構(JASSO)の第二種奨学金利率や制度は、市場金利の変動や法改正により変更される可能性があります。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
  • 主な情報源
  • 試算例について 利息・返済総額の計算は、一般的なシミュレーションに基づく概算値です。 実際の返済額は借入額、返済期間、利率の確定方式、返済方法(月賦・年賦など)により異なります。 正確な金額はJASSOの公式返済シミュレーション(https://www.jasso.go.jp/shogakukin/return/simulation/)をご利用ください。
  • 本記事は個人の体験談と一般的な情報提供を目的としており、金融・投資・教育に関する専門的なアドバイスではありません。 奨学金の利用・返済計画については、ご自身の状況に合わせて日本学生支援機構、ファイナンシャルプランナー(FP)、学校の奨学金担当窓口、または信頼できる金融機関にご相談ください。
  • 投資に関する言及について 「奨学金を借りて投資に回す」などの表現は、個人の意見や仮定の例として記載したものであり、推奨するものではありません。 投資には元本割れのリスクが伴います。投資判断はご自身の責任で行ってください。
  • 正確性を期すため 記事執筆時点でJASSO公式サイトおよび信頼できる公的情報を基に記載しておりますが、情報の遅延・変更の可能性があります。 読者の皆様におかれましては、最新情報を直接ご確認の上、ご判断くださいますようお願いいたします。
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